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ITエンジニアのメモ+α

CentOS anaconda インストール

どうも、nippaです。

CentOSpythonでの開発環境を準備になります。

今回はパッケージ管理にanacondaを利用しようと思います。

必要最低限であれば、minicondaを利用するのがおすすめです。

環境

CentOS7

anacondaのインストール

1. インストーラーのダウンロード

次のページからインストーラーをダウンロードします。 https://www.anaconda.com/products/individual

curlインストーラーのダウンロードする場合は、以下のコマンドで可能です。

curl -O https://repo.anaconda.com/archive/Anaconda3-2020.07-Linux-x86_64.sh

インストール用のshellはanacondaの上の公式ページから確認して下さい。

2. インストーラーの実行

ダウンロードしたインストーラーを実行します。

sh Anaconda3-2020.07-Linux-x86_64.sh

インストール手順は以下の通りです。

...
Please, press ENTER to continue
>>> # Enterを押下

...
# qを押下して、利用規約をスキップする

...

Do you accept the license terms? [yes|no]
# ライセンスの受諾を聞かれるので yes を入力する


Anaconda3 will now be installed into this location:
/home/test01/anaconda3

  - Press ENTER to confirm the location
  - Press CTRL-C to abort the installation
  - Or specify a different location below

>>> # インストール先を聞かれるので、問題なければenterを押下する。変更する場合はpathを入力して押下する


Do you wish the installer to initialize Anaconda3
by running conda init? [yes|no]
>>> # anacondaを初期化するか聞かれるのでyesを入力する

ターミナルを再起動するか、次のコマンドでログインシェルの再実行します。

exec $SHELL -l

これでanacondaのインストールは完了です。

anacondaの設定

conda-forgeの追加

デフォルトのパッケージでは不足していることがよくあります。その時のために、コミュニティ主体のパッケージコレクションのconda-forgeを設定してしておくと便利です。

まず、チャンネルを確認します。

conda config --get channels

channelsにconda-forgeを--append で追加して、確認します。 --appendで追加すると、デフォルトのパッケージコレクションを優先して探し、そこでなければconda-forgeを検索するようになります。

conda config --append channels conda-forge
conda config --get channels

--add channels 'conda-forge'   # lowest priority
--add channels 'defaults'   # highest priority

conda-forgeを優先的に検索するには、--addでオプションで追加してください。

conda config --add channels conda-forge

--add channels 'defaults'   # lowest priority
--add channels 'conda-forge'   # highest priority

channelsからconda-forgeを削除する場合は、

conda config --remove channels conda-forge
conda config --get channels

--add channels 'defaults'   # lowest priority

で可能です。

anacondaの設定ファイルを書き換えて変更することも可能です。

vim .condarc

上に来る方が、優先度が高くなります。

channels:
  - defaults
  - conda-forge

anacondaの仮想環境作成

仮想環境の仮想環境を確認します。

conda info -e

仮想環境を作成します。

conda create -n [仮想環境名] 

作成した仮想環境を確認します。

conda info -e

次のコマンドで、仮想環境を有効する必要があります。

conda activate [仮想環境名]

これで仮想環境が有効になります。

あとは、必要なパッケージをインストールして利用可能になります。

conda install [パッケージ名]

感想

この記事は、Linuxpythonの開発環境を構築の覚書になります。

プロジェクト毎に仮想環境を構築して、利用するのが個人的にはおすすめです。

環境は「混ぜるな危険」と思っています。

ではでは、また次回。