どうも、nippa です。
今回は本の読み方を学ぼうと思い手にとった一冊です。
一般的に仕事量が3倍と言われるコンサルタントの方がどのように本を読むのかを知りたいと思い、「コンサルタントの読書術 確実に成果につながる戦略的読書のススメ 著者:大石哲之(Amazon リンク)」を読んでみました。
速読するわけでも、熟読でもない本の読み方に関してです。
この本の読み方
この本の著者の別の本を読んだことがあります。
物理的な読み方的は、同じです。
この本を読むと以下のように重要度を文字、行間で以下のような表現をしています。
- 文字サイズ大(要点)
- 太文字・行間を広くとる(結論・筆者の言いたいことなど)
- 普通文字(補足・例など)
なので、以下のような読み方をしました。
- 文字サイズが大きい文章を読む
- その周辺の太文字や行間が広い部分を読む
- 2 で理解できなければ、普通の文字部分を読む
- 次の節に進み、1-3 を繰り返す
Web 検索をイメージした読み方で、必要な部分だけを読み取る読み方です。
ビジネス本は自分が持っていない情報を得る本であり、イチからすべてを読む必要はないと考えて、必要な部分を選別して、情報収集しました。
学べる・書かれている内容
コンサルタントの仕事視点から著者の本の選び方のコツ・選んだ本の読み方を知ることができます。
この2つの点について書かれているのですが、その前提にあるのが、
「どうしてこの本を読むのか」を考えることです。
仕事のためなので時間が限られていることがほとんどです。
そのため、「何を目的」として本を読むかを考えることが重要であり、目的の設定の仕方をコンサルタント視点で教えてくれます。
仕事のための本の選びのポイントとして、以下のようなことを取り上げてあります。
- 奥付
- 著者のプロフィール
- 翻訳本かどうか
また、本を以下の 4 種類に分類し、どの分類をどの目的で読むかが著者視点で書かれてています。
本を読む行動をコンサルタントの業界では基本のロジカルシンキングで読むことを薦めています。
コンサルタントの仕事の仕方のように本を読むことで、本からより効率よく情報を収集する方法が書かれています。
感想
人の心理とは不思議なもので、2000 円の本を買ったときに、2000 円分の価値がある情報がそこには書かれていると思いがちです。
そのため、2000 円分の価値を見つけ出そうとしてしまいます。
私自身もそうですが、その心理が本を読むこと自体を億劫にしたり、時間をかけさせることに気づきました。
また、「本を読む」行為自体を効率よくするためには、「目的に合わせて、戦略的に本を選び・読む」ことを意識して今後、ビジネス本は読んでいきたと思います。
大事なことは、「なんのために本を読むか」です!
本を読んでも、内容が身につかないと悩んでいる方は、ぜひ読んでみてはいかかがでしょうか。
ではでは、また次回。
商品ページはこちら: コンサル一年目が学ぶこと 著者:大石哲之