どうも、nippa です。
今回 GCP の永久無料枠でインスタンスを作成しようと思います。
インスタンス代は無料ですが、通信量は多少かかるので、完全無料とはなりませんが、月 100 円もかからない予定なので、GCP でテストサーバーを作成します。
- 前提事項・環境
- インスタンスの無料枠
- インスタンスの作成
- http(80) https(443)ポートの開放
- 固定 IP アドレスの設定
- SSH 認証鍵の設定
- SSH でのアクセス確認
- セキュリティ設定
- 感想
前提事項・環境
今回は GCP の契約済みを前提としています。
GCP Compute Engine でのインスタンス作成になります。
他のサービスの無料枠については、こちらを参照ください。
インスタンスの無料枠
- 米国の以下の 3 リージョンの e2-micro (24 時間 ×1 ヶ月= 時間分)
- 30 GB-月の標準永続ディスク
- 以下のリージョンで 5 GB 月のスナップショットストレージ
インスタンスの数に関わらず時間が無料枠になっています。
インスタンスの作成
画像の赤枠が最低限の設定になります。
今回 OS は Lockey Linux を採用しています。
好きな OS をお選びください。
ディスクは「標準永続ディスク」で 30GB にしています。
http(80) https(443)ポートの開放
http(80) https(443)を開放する場合、ファイアウォールの http、https にチェックを入 れてください。
固定 IP アドレスの設定
デフォルトではフィラメント(起動するたびに変更される)であるので、固定 IP アドレ スを取得しておくと便利です。
インスタンスに紐付けされている場合は、料金は無料です。
SSH 認証鍵の設定
デフォルトだとプロジェクト全体の SSH 認証鍵が設定されますが、個別の認証鍵も登録 できます。
SSH 認証鍵の作成は local 端末でで作成し、作成した鍵の公開鍵を登録を登録します。
ssh-keygen -t ed25519 -C "example@example.com"
設定が完了したら、「作成」でインスタンスを作成します。
SSH でのアクセス確認
インスタンスが起動したら、local から SSH 秘密鍵を利用してアクセスします。
ssh -i [ssh private key] [username]@[ip]
インスタンス詳細ページにユーザーと鍵の記載があります。
アクセスが確認できれば、接続は問題ありません。
セキュリティ設定
- ssh(22)ポートの変更
デフォルトの ssh(22)ポートはすべての IP からアクセスを許可しているため、 SSH のポート変更・フィルタ指定を行う方が良いです。
感想
通信量的に月 100 円以下で、2vCPU/1GB のインスタンスが利用できるのはかなり魅力て きなので、オススメ致します。
ではでは、また次回。