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ITエンジニアのメモ+α

GCP 永久無料枠でインスタンスの作成

どうも、nippa です。

今回 GCP の永久無料枠でインスタンスを作成しようと思います。

インスタンス代は無料ですが、通信量は多少かかるので、完全無料とはなりませんが、月 100 円もかからない予定なので、GCP でテストサーバーを作成します。

前提事項・環境

今回は GCP の契約済みを前提としています。

GCP Compute Engine でのインスタンス作成になります。

他のサービスの無料枠については、こちらを参照ください。

Google Cloud の無料プログラム

インスタンスの無料枠

インスタンスの数に関わらず時間が無料枠になっています。

インスタンスの作成

画像の赤枠が最低限の設定になります。

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gcp-fig1
今回 OS は Lockey Linux を採用しています。

好きな OS をお選びください。

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gcp-fig2

ディスクは「標準永続ディスク」で 30GB にしています。

http(80) https(443)ポートの開放

http(80) https(443)を開放する場合、ファイアウォールの http、https にチェックを入 れてください。

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gcp-fig3

固定 IP アドレスの設定

デフォルトではフィラメント(起動するたびに変更される)であるので、固定 IP アドレ スを取得しておくと便利です。

インスタンスに紐付けされている場合は、料金は無料です。

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gcp-fig4

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gcp-fig5

SSH 認証鍵の設定

デフォルトだとプロジェクト全体の SSH 認証鍵が設定されますが、個別の認証鍵も登録 できます。

SSH 認証鍵の作成は local 端末でで作成し、作成した鍵の公開鍵を登録を登録します。

ssh-keygen -t ed25519 -C "example@example.com"

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gcp-fig6

設定が完了したら、「作成」でインスタンスを作成します。

SSH でのアクセス確認

インスタンスが起動したら、local から SSH 秘密鍵を利用してアクセスします。

ssh -i [ssh private key] [username]@[ip]

インスタンス詳細ページにユーザーと鍵の記載があります。

アクセスが確認できれば、接続は問題ありません。

セキュリティ設定

  • ssh(22)ポートの変更

デフォルトの ssh(22)ポートはすべての IP からアクセスを許可しているため、 SSH のポート変更・フィルタ指定を行う方が良いです。

VPC ネットワークからファイアウォールから設定できます。

感想

今回 GCPインスタンスの作成を行いました。

通信量的に月 100 円以下で、2vCPU/1GB のインスタンスが利用できるのはかなり魅力て きなので、オススメ致します。

ではでは、また次回。