どうも、nippa です。
たまに macOS で OS のインストール USB を作成することがあります。
毎回作成方法を調べているので、この備忘録として記事にしておきたいと思います。
ディスクの消去等を行いますので、参考にして作業する場合には、注意してください。
環境
- macOS 12.6
- Ubunts 22.04.2 LTS
- 8GB 以上の USB ドライブ
Ubuntu の ISO ファイルの取得
今回は Ubunts 用を作成しますが、他の Linux OS でも手順は同じなります。
それぞれの ISO ファイルをご用意ください。
Ubuntu の公式サイトから ISO ファイルををダウンロードできます。
https://ubuntu.com/download/desktop
今回は、「Ubuntu 22.04.2 LTS」(ubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso)を利用します
インストール USB の作成
1. iso -> img ファイルへの変換
hdiutil convert -format UDRW -o [work directory]/ubuntu.img [Work direcitory]/ubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso
-formatで UDIF の読み/書きイメージを指定します。
-oで出力ファイルの名前を指定します。
CCCOMA_X64FRE_JA-JP_DV9 （Apple_UDF: 0）を読み込み中… ............................................................................... 経過時間: 30.659s 速度: 186.7Mバイト/秒 節約率: 0.0% created: [work directory]/ubunts.img.dmg
のような出力結果とともにubunts.img.dmgファイルが生成されます。
2. USB ドライブへ書き込む
今回 32GB の USB を利用していますが、8GB あれば十分です。
USB ドライブの確認を行います。ディスクサイズで対象ドライブを確認してください。
diskutil list /dev/disk3 (external, physical): #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER 0: GUID_partition_scheme *31.0 GB disk3 1: EFI EFI 209.7 MB disk3s1 2: Microsoft Basic Data WIN10 30.8 GB disk3s2
USB ドライブの unmount を行います。
diskutil unmount /dev/disk3
# 出力結果
Unmount of all volumes on disk3 was successful
イメージファイルの書き込みます。 書き込み先のデバイスを間違えないように注意してください。
sudo dd if=./ubunts.img.dmg of=/dev/disk3 bs=1m
コマンドが完了すれば、Windows10 のインストール USB の完成になります。
感想
今回 ubuntu を利用しましたが fedora など 他の Linux でも可能です。
GUI アプリケーションのインストールなしで作成できるので、非常に便利だと思います。
ではでは、また次回。
