どうも、nippaです。
Windowsについても少しずつ記事にしていきたいと思います。
今回はストレージのフォーマット方法について。
WindowsOSの機能でのフォーマットになります。
環境と必要なもの
OS: Windows10 64bit Pro(Homeでも問題ないはず)
必要なもの: 未フォーマットのストレージ(HDD/SSD)
1. Windowsでのフォーマットについて
Windowsでは基本的に「NTFS(NT File System)」と呼ばれるMicrosoft社によって開発されたデータフォーマット形式を使っています。
このフォーマットはWindows NT3.1 からデフォルトとなっています。
NTFSのファイルフォーマットでは以下のような制限があります。
- ファイルの最大数 4,294,967,295(2**32-1)
- ファイル名の長さ 255文字(UTF-16)
- 1ファイルサイズの最大は 8 PiB = 8192 TiB (WindowOS依存)
- 最大ボリュームサイズは 8 PiB = 8192 TiB(WindowOS依存)
理論的には16 EiB(1EiB = 1024 PiB) - 日付範囲 1601年1月1日 - 60056年5月28日
基本的にはファイル名の長さ以外考える必要がないと思います。
ただし、NTFSフォーマットはMacやLinuxで読み込むには多少苦労します。
また、WindowsOS側の制限があり、デフォルトだと2TBを超えるパーティションを作成することができません。
ちなみに、NTFS以前は「FAT32(File Allocation Table 32bit) 」と呼ばれるデータフォーマットが支流でした。
FAT32の制限は以下の通りです。
- ファイルの最大数 268,435,437
- ファイル名の長さ 255文字
- 1ファイルサイズの最大は 4 GiB
- 最大ボリュームサイズは 2TiB
- 日付範囲 1980年1月1日 - 2107年12月31日
今でもWindowsOSのFAT32形式でフォーマットすることができます。
これは、古いWindowsやMacやLinuxとファイル交換するために残されていると個人的には思っています。
2. ストレージのフォーマット方法
- ストレージ(HDD/SSD)をPCに接続する
- Windowsの検索欄から「コンピューターの管理」を検索
- コンピューターの管理画面から「記憶域」のタブから「ディスクの管理」を選択
- 追加したストレージの「未割り当て」を右クリック
- 「新しいシンプルボリューム」を選択
- 新しいシンプルボリュームウィザードで「次へ」を選択
- ボリュームのサイズを指定する。 ※後からパーティションのサイズ変更可。デフォルトのままでも問題ない。
- 「次へ」を選択
- ドライブ文字を選択する。 ※後から変更可。デフォルトのままでも問題ない。
- 「次へ」を選択
- フォーマットの設定をする
※ファイルシステムは特に問題なければ「NTFS」。「ボリュームラベル」は表示名なので、適当に設定する。 - 「クイックフォーマットする」にチェックを入れる
※通常のフォーマットを利用すると時間がかかる場合があるため。 12.「次へ」を選択 - 設定を確認して、「完了」を選択
- フォーマットボリュームを確認して、完了!
感想
いつもどこからフォーマットをしたか忘れてしまうので、この際に手順にまとめてみました。
「コンピューターの管理」からと覚えておけば、問題なさそうです!
ではでは、また次回。