どうも、nippa です。
macOS で開発作業を行なっていると、ターミナル(Terminal)とファインダー(Finder)を同時に利用しています。
その作業の中で、以下のようなことがよくあります。
- ターミナルのコマンド入力時に同じ場所をファインダーで開きたい
- 現在開いているファインダーからターミナルで同じ場所に移動したい
毎回コマンド入力やファインダーの移動は面倒です。
そこで、今回は時短の意味も含めて、ターミナルとファインダー間の移動方法をまとめて起きたいと思います。
これでターミナルとファインダーの移動のイライラから開放されます。
前提として、ターミナル には iTerm2 を利用します。
iTerm2 のダウンロードは以下から。 iTerm2
環境
- macOS 10.15
- iTerm2 3.4
Terminal から現在のフォルダを Finder を開く
ターミナルからファインダーを開きたい場合、以下のコマンドで開くことが可能です。
open .
現在のフォルダをファインダーで開けます。
Finder から現在のフォルダに Terminal で移動する
GUI で移動する
GUI で移動する場合は、
開きたいフォルダを「右クリック」-> 「サービス」-> 「iTerm2 でタブで開く」もしくは「iTerm2 で新しいウィンドウで開く」
で可能です。
ショートカットを設定して移動する
システム管理からショートカットを登録し、ショートキーからターミナルで開きます。
設定方法は、
「システム管理」->「キーボード」->「ショートカット」-> 「サービス」->「iTerm2 で新しいタブで開く」もしくは「iTerm2 で新しいウィンドウで開く」-> ショートカットキーを登録する
で、好きなショートカットキーの組み合わせを登録します。
ファインダーでターミナルで開きたいファイルを選択して、ショートカットキーでターミナルで開かれます。
Terminal からファイルを指定アプリケーションで開く
open
コマンドの応用になります。
test.txt というファイルをopen
コマンドで開くと、.txt
を開くデフォルトのアプリケーションで test.txt が開かれます。
open test.txt
特に設定していなければ、macOS 標準のテキストエディタでファイルが開かれます。
例えば、test.txt を Visual Stadio Code で開きたい場合、オプションで以下のように指定することで開くことができます。
open -a /Applications/Visual\ Studio\ Code.app test.txt
感想
今回、ターミナルとファインダー間で切り替え方法についてまとめました。
open
コマンドは応用ができ、アプリケーションを指定して開くことができるので、
いくつか alias を登録しておけば、好きなアプリケーションでファイルを開くことができます。
これでイライラを覚えずに、さらに作業の時短になります。
ぜひ、使ってみてください。
ではでは、また次回。