どうも、nippaです。
Grafanaで時系列データを扱うのTimescaleDBを利用してみようと思います。
TimescaleDBはPostgreSQL(RDB)の拡張となります。
内容的には、Chunkなどを駆使し、時系列データを高速に処理するようになっています。
なので、ベースのRDBをそのまま利用しながら使える利点があります。
環境
VM: CentOS7
DB: PostgreSQL 10.12 + TimescaleDB 1.6.1
1. PostgresSQL10のインストール
PostgresSQL10のインストールは、こちらを参考にしてください。
2. TimescaleDBのインストール
今回はCentOS7を利用するので、TimescaleDBのレポジトリを登録してインストールしたいと思います。
/etc/yum.repos.d/timescale_timescaledb.repo
をエディタで開き、以下を書き込んでください。
[timescale_timescaledb] name=timescale_timescaledb baseurl=https://packagecloud.io/timescale/timescaledb/el/7/\$basearch repo_gpgcheck=1 gpgcheck=0 enabled=1 gpgkey=https://packagecloud.io/timescale/timescaledb/gpgkey sslverify=1 sslcacert=/etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt metadata_expire=300
ファイルを保存したら、yumのレポジトリをアップデートします。
yum update -y
timescaledbのバージョンを確認します。
yum list timescaledb-postgresql-10
timescaledbをインストールします。
yum install -y timescaledb-postgresql-10
3. TimescaleDB用のチューニング
PostgreSQLをデフォルトのパスでインストールしている場合、
timescaledb-tune
デフォルトとは異なるところにインストールしている場合は、confファイルのパス指定を以下のように指定して有効化する。
timescaledb-tune -conf-path [PostgreSQL conf file path]
チューニングを自動的に行ってくれるので、特に変更がなければ、yes
。
postgresql.conf
にshared_preload_libraries = 'timescaledb'
が書き込まれているかを確認し、PostgreSQLサーバを再起動します。
systemctl restart postgresql-10 # 確認 systemctl status postgresql-10
これでチューニングは完了です。
感想
PostgreSQLがインストールでれば、基本的には特に問題なくインストールできると思います。
次はPostgreSQLのDatabaseの設定をしたいと思います。
ではでは、また次回。